タイピング練習のコツ|第2回:少しずつ増やしていく
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第2回:少しずつ増やしていく
「短期間で覚えるぞ」の意気込みはNG!
タイピングの練習をはじめると、はやく課題を進めたくなってきます。
でも、そこが落とし穴です。
「リズムよく打つ」では、打つペースを速めるのはNG というお話をしました。
同じ理由で、1日のノルマを増やすのもNGです。
体に覚えさせるためには、あせらないこと
練習をはじめると、ある錯覚がおきます。
まぁまぁ、覚えた気になってしまうのです。
たしかに、頭は覚えています。
そして、どんどん、出題されたキーを当てようとしはじめます。
トランプの神経衰弱のようなゲーム感覚で...。
これが典型的な挫折パターンです。
ゲーム感覚でやっている時の記憶は、あくまでも一時的な記憶です。
すぐに忘れるタイプの記憶なのです。
これをやってしまうと・・・まず、翌日には忘れています。
そして翌日。
昨日練習した、3つのキーを全く覚えていない。
これでは、すっかりやる気がなくなってしまいますね。
1日、3~4個のキーを目安に
たとえば下図のキー配列を見てください。
これだけ覚えればOKというキーは、だいたい30個です。
3個ずつやっても、30個 ÷ 3個 =10日。
翌日、記憶がリセットされて
0個になるくらいなら、3個ずつ確実に覚えたほうが早いのです。
やってみるとわかりますが、実際は3個でも、毎日、完璧に覚えられるわけでは
ありません。
だからこそ、毎日の3個の記憶が大切なのです。
翌日、「昨日の3個のキーを覚えてるかな」と、チェックしながら進めるのが
ちょうどいいのです。